
トップコミットメント
当社は、120年に渡る歴史の中で、時代の変化に合わせながら、あらゆる世代のお客様に安心して食事を召し上がっていただける機会を創出してまいりました。
現在、世界では気候変動や食糧危機、エネルギー問題など、社会課題が数多く存在している中、給食業界においても、労働人口の減少、異常気象や自然災害による食料品などの物価上昇は喫緊の課題として直面しています。
これまで当たり前に提供してきた食事サービスを、将来に渡り持続し続けるため、私たちは これら社会課題と真摯に向き合い、事業活動を通じて解決に取り組んでまいります。
「お客様」に寄り添い、全ての人の健康と成長を
「未来」に寄り添い、イノベーションで新たな企業価値を
「環境」に寄り添い、食の楽しみを後世に
「社員」に寄り添い、一人ひとりに活躍の場を
「未来の元気を創造する」企業であり続けること、そして、持続可能な社会の実現に貢献することで、ステークホルダーの皆様から愛される企業となるよう、さらなる企業価値の向上を目指してまいります。
2023年10月
一冨士フードサービス株式会社
代表取締役社長 大西 博史
一冨士フードサービスSDGs方針
一冨士フードサービスは、「すべてのお客様と信頼のネットワークを築き、感性豊かな人材を基軸に先進の技術とシステムで、心とからだにおいしい料理とサービスを提供し、社会に貢献する企業として、人の笑顔と活力を創ります」というミッションのもと、「未来の元気を創造する」企業として、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
マテリアリティと我が社の持続的成長のための基盤
コーポレートスローガン「未来の元気を創造する」企業であり続けることをコンセプトに、当社の強みである「お客様に寄り添い、乳幼児から高齢者まであらゆる業態に対応する社員の力」を最大限に生かし、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、当社が持続的に成長していくためのテーマとして、10の重要課題を特定しています。
また、各重要課題に対して、成果目標(指標)を設定し、目標達成に向けて着実に歩みを進めてまいります。
マテリアリティ
~ 6つの重要課題 ~
2030年の当社のありたい姿の実現と事業活動を通じて社会課題の解決を図る









我が社の持続的成長のための基盤
~ 4つの重要課題 ~
当社の持続的成長の基盤となる人材、衛生管理に関する課題解決により、さらなる企業価値向上を目指す





当社のSDGs推進プロセスは、国際的ガイドライン「SDG Compass」をもとに設計しています。
2023年10月より「STEP4 経営へ統合する」のプロセスへ進み、SDGs推進委員会を中心とした社内浸透活動、ならびに各部門の行動目標・アクションプランの策定に取り組んでいます。

SDGsを理解する
- eラーニングおよび動画研修による社内教育、経営層研修の受講
- 現状の取り組み把握、分析
- SDGsマッピングの実施

優先課題を特定する
(2022年9月~12月)


目標を策定する
(2023年1月~9月)
- 成果目標の策定(KGI・KPI)
- SDGs推進ロードマップ策定

経営へ統合する
(2023年10月~)
- 各部門の行動目標設定
- 社内浸透活動
- アクションプランの策定

報告とコミュニケーションを行う
- ホームページ等による活動報告
- SDGsレポートの発信
[ バリューチェーン分析 ]

[ 重要課題の特定 ]

ステークホルダーにとっての重要度
ステークホルダーヒアリング(取引先88社、当社社員1922名、新卒内定者76名)の結果をもとに、重要度を特定。
一冨士フードサービスにとっての重要度
当社の企業理念と事業環境を照らし合わせ、SDGs推進委員会にて協議を行い、重要度を特定。
重要課題の特定
ステークホルダーと当社双方の重要度を評価し、10の重要課題を特定。「お客様」「未来」「環境」「社員」のカテゴリーに分類し、目的を明らかにしました。
(取締役会により最終承認)
取り組み事例
笑顔と活力を創る食の提供

食の安全・安心の徹底

プロフェッショナルの育成

多様な人材の活躍推進

パートナーシップ連携による活動

緊急時の事業継続強化

SDGs(エスディージーズ、持続可能な開発目標)とは?
SDGsは、先進国・途上国すべての国を対象に、経済・社会・環境のバランスが取れた社会を目指す世界共通の目標として、2015年に国連サミットで採択されました。「誰一人取り残さない」という理念に基づき、飢餓や貧困、健康、教育、気候変動、格差など、幅広い課題を2030年までに解決するための行動計画であり、世界全体で明るい未来をつくるための17のゴールとより具体的な169のターゲットで構成されています。
