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ともに育てる笑顔の農園

Ifsco Mobara Farm

障がい者スタッフとともに育てる笑顔の農園
一冨士フードサービス|障がい者支援の取り組み

「イフスコ茂原ファーム」は、一冨士フードサービスが運営する千葉県長生郡にある農場です。障がい者に働く場を提供する社会貢献型の農園、「わーくはびねす農園」に参画。農業の研修を受けた女性スタッフ3人が農場長と共に、安全でおいしい野菜の栽培に取り組んでいます。

2015年9月より、『イフスコ茂原ファーム』は、千葉県市原市へ移設しました。現在は『イフスコ市原第二ファーム』として、事業を継続して運営しております。

農園で育てる「女性だけのチームでスタート」
tomato

イフスコ茂原ファームは、「わーくはびねす農園 茂原ファーム」の一角にあります。ここは障がい者雇用の支援サービスを提供している、株式会社エスプールプラスが運営する企業向け農園です。総面積が約2600坪という広さで、開園は2014年6月。一冨士フードサービスのほかにさまざまな企業が利用しており、社会的な注目度が高まっている取り組みです。田部井邦子農場長のほか、障がいをかかえる女性スタッフ3人が働いています。

就労前に、エスプールプラスにより農業面での指導だけでなく、メンタルサポートを受けられる体制が整っているので安心して働けます。

イフスコ茂原ファーム「わーくはびねす農園茂原ファーム」
枯れた葉をつみ取るのも大切な作業。
ていねいに教えます。
農園で育つ「フレッシュな野菜をお届けする喜び」
tomato

「イフスコ茂原ファーム」専用のレーンは、6レーンの栽培ベッドを使用して、野菜の溶液栽培をしています。働きやすいように設計されたビニールハウスで、土づくりを一から始めました。土壌の代わりに入れるパミスサンド(専用軽石)の運搬や、ベッドに使う発泡スチロール、給水シート、防水シートを敷くなど、女性だけでは大変な力仕事もありましたが、周囲の協力も得てやり遂げ、まず種まきにこぎつけました。
農場で育てているのは、サニーレタス、葉ねぎ、ほうれん草、水菜など多種類の野菜です。種まきから収穫までは早いものだと1カ月、通常、1カ月半から2カ月で収穫できます。初めての収穫は、小松菜、ラディッシュ、ルッコラなど。立派な出来栄えだと農園管理者からもうれしいおほめの言葉。早速、関東支社に送って、社員のみなさんにも試食してもらいました。

「おいしかった」「がんばってください」と書かれたお礼のメッセージカードを大切にしていて、ハウスの中に貼っています。

農園で育つ「フレッシュな野菜をお届けする喜び」
収穫したサンチュの出荷準備。
手際がよくなってきました。
農園と育つ「女性目線で新しい野菜にもチャレンジ
tomato

イフスコ茂原ファームでは、多品種を少しずつ栽培しています。田部井農場長は「家庭でも食べられるような野菜を、四季おりおりで作ってみようかな」と女性目線でつねに考えていて、週に数回まわってくる農場指導員に相談したり、種苗会社に問い合わせて種を入手しています。新たにおかひじきやパクチーの栽培に挑戦中です。ときにはご近所の農場の人たちとよりよい栽培方法について情報交換できるので、安心して取り組めるといいます。

収穫した野菜は、契約している官庁や企業、大学、病院や介護施設の食堂などにお届けしています。
ハウスでていねいに育てられた野菜は、「新鮮でおいしい」「安心して食べられる」と、とても好評です。

農園と育つ「女性目線で新しい野菜にもチャレンジ
冬は、ほうれん草や小松菜など
葉物の栽培に適した季節です。
いきいきスタッフ|一冨士フードサービス株式会社

STAFF COMMENT

はじめは言われたことをこなしているだけで大変だったけれど、半年経って農作業の流れも少しずつわかってきました。自分でも慣れてきたかなと思います。毎日ここにきて働くのが楽しみです。

すくすく野菜|一冨士フードサービス株式会社

STAFF COMMENT

小さな種を植えて、毎日世話をしていると、大きくなって収穫できる。そして、それを食べてくれた人たちが喜んでくれるのでうれしいです。トマトが大好きなので、早く植えたい。夏が待ち遠しいです。

わくわく栽培|一冨士フードサービス株式会社

STAFF COMMENT

野菜を出荷するときは、野菜についた土を払い、ていねいに洗ってから袋詰めしていきます。注意して作業していくのは大変ですが、いろんな野菜の袋詰めもきれいにできるようになり、うれしいです。

一冨士フードサービス・茂原ファーム農場

一冨士フードサービス・茂原ファーム農場長より
スタッフ一人ひとりの個性を尊重しながら

障がい者雇用担当者より

暑い夏の作業では、台風の影響でハウス内が水びたしになるトラブルもありましたが、メンバー3人と力を合わせてがんばってきました。メンバーにはそれぞれ得意なこと、不得手なこともあります。しかし、出荷のある日は、発送時間に間に合わせないといけません。仕事のペースはそれぞれ違うので、あせらずに仕事をやり遂げられるように早めに声をかけるなどして、やる気を引き出すようにしています。「この仕事について一番よかったことは、田部井さんに出会ったこと」と言ってくれたときは、とてもうれしかったです。はじめて植えた種から芽が出たときは、ストレートに喜びを表現したり、茎が堅くなったルッコラを処分しようとすると、かわいそうだからと一番端の列のベッドの隅に植え替えたり。そんなやさしい気持ちも大切にしていきたいです。

細やかな工夫で作業をしやすく|イフスコ茂原ファーム
ねぎ シートの芯|一冨士フードサービス株式会社

作業用のシートが巻かれていた芯をのこぎりで切り、土に埋めてネギを栽培しています。うねを高くできないので、これで囲って日光をさえぎれば、ねぎの白い部分が増えると考えて始めました。

水菜 ペットボトル|一冨士フードサービス株式会社

水菜は収穫のとき取り出しやすいように、ペットボトルをカットしたものを入れて、根をおおうようにしています。手を入れればすっと抜けて時間が短縮できます。日光をさえぎらないので、一石二鳥のアイデアです。

梱包材|一冨士フードサービス株式会社

収穫から出荷まではあわただしい時間です。時間短縮と、きれいにポリ袋に入れるために考え出したのは、三角に切った梱包材。これを使うと、株をそろえてきれいに入れられて、さっと抜けます。

どんな作業もていねいに確実にこなしたい|イフスコ茂原ファーム
イフスコ茂原ファーム|一冨士フードサービス株式会社

きちんと片づけられた道具に、翌日へのやる気が感じられます。

イフスコ茂原ファーム|一冨士フードサービス株式会社

気付いたときには、農場長に言われる前に、自主的にハウス内を清掃します。

イフスコ茂原ファーム|一冨士フードサービス株式会社

芽キャベツの生育状況を観察中。長く伸びる茎に実るのか楽しみです。

イフスコ茂原ファーム|一冨士フードサービス株式会社

この区画ではパセリを栽培。表示プレートは種の袋を活用しています。

野菜栽培を通して、障がい者への理解が深まる

障がい者雇用担当者より

担当者として、ときどき仕事の様子を見に行っています。とくに午後の出荷時間は忙しいので、作業を手伝います。収穫した野菜の袋詰めをしてるときなど、スタッフ3人はよく話してくれるようになりました。冗談を言って笑うことも増えてきました。この仕事を楽しんでやってくれているのがわかります。充実感を味わいながら、長く働いてほしいです。イフスコ茂原ファームのような取り組みを通して、社内で、障がいをかかえる社員の雇用に対しての関心が高まっていると思います。野菜をお届けしている企業・団体さまから、「給食で茂原ファームの野菜を食べることで、間接的に障がい者の人たちを応援させてもらっているのですね。食でつながっていることに、心が温かくなります」というご意見をいただいています。

障がい者雇用担当者より