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Ichifuji Food Service

一冨士フードサービス株式会社ロゴ
老人保健施設 にじのまち
老人保健施設 にじのまち
Case Study

医療・福祉施設

   Healthcare & Welfare

「大切にされている。」
そう感じていただける食をご提供。

医療や福祉の食に求められているもの。それは「養生の食」という側面だけではなく、食べることが生きがいにつながるような「心が満たされる食」だと考えます。食べる人が「自分は大切にされている」と感じられるような、家庭のぬくもりや手づくり感を料理に込めながら、一日のうちで最も楽しい「食事の時間」をご提供できるよう、ご提案してまいります

医療・福祉施設 老人保健施設にじのまち

Healthcare & Welfare

導入事例

Case Study

きらり健康生活協同組合 老人保健施設にじのまち

医療・福祉施設 老人保健施設にじのまち

施設概要
業態:福祉施設
所在地:福島県福島市
一日平均利用者数:約200人(デイケア、入所者合計)
受託開始年:1998年

ICHIFUJI Solution

「 嚥下にこだわりたい というニーズを実現

県下でも人気の高い医療生協の老人保健施設「にじのまち」。デイケア、入所合わせて200人近くの利用者様がいらっしゃいます。今回、こだわりの嚥下食を提供したいというご要望に応え、バリエーション豊富な嚥下食の展開を実現しました。

医療・福祉施設 老人保健施設にじのまち

Nijinomachi

お客様のご要望

NEEDS

医療・福祉施設 老人保健施設にじのまち

摂食嚥下リハビリにこだわりたい

食事を気管に詰まらせることで起こる「誤嚥性肺炎」は、高齢者の死亡率の中で大きな割合を占めています。これをいかに防止するかが、高齢者施設の大きな課題です。同施設は、以前から摂食嚥下リハビリテーションに取り組んできたこともあり、ソフト食、きざみ食などの展開にとどまらず、もっと食べやすい食事を提供したい、という思いを強くお持ちでした。

医療・福祉施設 老人保健施設にじのまち

ご提案・対応

SOLUTION

他にないバリエーション展開の献立が完成

嚥下に関する見識を深めるため、にじのまちスタッフ、一冨士のスタッフを交えたミーティングをスーパーバイザーが設定し、毎月のように情報交換。そして、歯のない方でも口の中で簡単につぶせる食材の選定を、施設口腔外科医師様、本社、支社、のフォローのもと実施しました

また、事業所チーフを中心に、調理方法の改良、最適なとろみのつけ方などに工夫を重ね、全スタッフで何度もチャレンジ。その結果、やわらかさ、飲み込みやすさがそれぞれに違う5パターンの嚥下食を開発。常食と合わせて6パターンという、他にないバリエーション展開の食事が出来上がりました。

医療・福祉施設 老人保健施設にじのまち

お客様と共同で嚥下を研究

お客様の要望を掘り下げるため、お客様、歯科口腔外科医、当社の三者で行うミーティングを繰り返し設定。入所者様のご協力のもと、嚥下テストに立ち会わせていただき、飲み込みやすさ、噛みやすさなどを徹底研究しました。

医療・福祉施設 老人保健施設にじのまち

嚥下に合わせた多パターンの献立を開発

嚥下の程度を細かく分類し、それに対応した食形態のバリエーションを何パターンも開発しました。薬を服用している方も大勢おられますので、薬との兼ね合いで食べてはいけないもの、塩分制限の有無など、個々の事情を考慮した食事づくりを確立しました。

医療・福祉施設 老人保健施設にじのまち

個別対応できるチームワークを構築

食形態が豊富になれば、調理プロセスや手順が増えます。盛り付けや配膳ミスを防ぐため、スタッフ間での声かけやコミュニケーションを充実。調理上の工夫も行っており、煮込み時間を長くする、一人ひとりの口の大きさを考えて素材をカットするなど、いまも調理ノウハウの開発・進化に努めています。

お客様のご感想

CUSTOMER’S VOICE

食事の取り組みが高く評価されています。

新しい嚥下食が完成

施設の開設から十数年、利用者様の高齢化が進む中、一冨士フードサービスには、嚥下能力に合わせた食事の開発をしていただきました。隣接する歯科口腔外科の医師の協力のもと、以前から摂食嚥下リハビリテーションに力を入れていたので、その流れの中で、新しい展開の嚥下食に取り組んでもらいました。まずは、食べる方一人ひとりの嚥下プロセスや姿勢、容態を細かく研究していただき、歯科口腔外科医の指導を受けながら何度もチャレンジしてもらいました。その結果、他にないくらいのバリエーションを持った嚥下食が出来上がったと思います。

新しい嚥下食が完成
飲み込みやすさにこだわった嚥下食

Solution Specialist

医療・福祉施設|一冨士フードサービス株式会社

施設のお客様、施設管理栄養士様、当社との三者で摂食嚥下リハビリ食に関するミーティングを繰り返し行い、VE検査を通して飲み込みやすさを研究。事業所では、豊富な食形態に対応するため、スタッフ間のコミュニケーションを充実。盛り付けミスの防止や調理方法の工夫、如何に長く煮込むか、食材のカットの大きさなど、細やかな配慮をしています。事業所では、嚥下の程度に応じた献立を多数開発し、薬の服用や塩分制限を考慮した食事提供を実現。本社では、高齢者対応の食事調理技術の研修を実施し、新スタッフへの技術やマインドの伝達を強化。事業所、支社、本社が協力し、技術の向上とチームワークで質の高い食事サービスの提供を目指しています。

Solution Photo Gallery

PLUS UP!

学術研究会で「最優秀賞」を受賞

きらり健康生活協同組合の関連法人が開催する学術集会「パワーアップミーティング」で、嚥下への取り組みが高く評価され、にじのまち様が最優秀賞を受賞されました。

Solution Case Study