寮・研修所

　　 Dormitory & Training Institute

学ぶ人を支える食事を、お客様の方針に合わせて。

寮や研修所は、人が長く滞在し学ぶところです。そこで提供される食事は、学ぶ人の健康を支えるのはもちろん、心の励みになるものでありたいと考えています。寮の方針や研修の方向性を十分に理解しながら、学びのモチベーションを高めるメニューを通して、学習効果や研修効果の一助となる食を追求しています。

Dormitory & Training Institute

導入事例

Case Study

ダイキン工業株式会社ダイキンアレス青谷

施設概要
業態：研修所
所在地：鳥取県鳥取市
年間利用者数：約1万4,000人
受託開始年：2008年

ICHIFUJI Solution

「食事の質を追求したい」というニーズを実現

世界トップの空調メーカーとして名高いダイキン工業。同社の人材教育拠点となっている「ダイキンアレス青谷」には、世界中から研修を受ける社員が訪れます。国際対応と地域貢献を果たしながら、研修効果につながる食を提供したい、というご要望を具体化しています。

Daikin Ales Aoya

お客様のご要望

NEEDS

地域性を取り入れたグローバル対応の食を

世界トップの空調メーカーが所有するこちらの施設は、各国から社員が訪れる研修所としてだけではなく、各方面の賓客をお迎えするゲストハウス、社員の家族が利用する保養所としても使われています。訪れた人が「空調メーカーの世界ブランド」を肌で感じられるよう、他の研修所とは一線を画す食を提供したい、というのがご要望でした。

ご提案・対応

SOLUTION

仕入れルートを地元に構築し、目的別に献立を作成

地元の港や農業関係者にかけ合い、食材の仕入れルートを独自に開拓。また、研修食からコース料理まで幅広く対応できるよう、板前経験のある料理長、社員食堂での経験があるマネジャーを配置し、あらゆる献立づくりを可能にしました。もちろん、宗教上の理由で肉が食べられない方、ベジタリアンの方、アレルギーを持つ方への対応も万全です。

加えて、研修プログラムごとに担当者と打ち合わせ、研修効果に結び付くようなメリハリあるメニューを作成。長期休暇中には保養所としても使われるので、シーズン前には和洋２パターンの豪華コースを毎回作成し、器も料理に合わせて選んでいます。

研修プログラムごとに献立を作成

研修効果に結び付く食事をご提供するため、研修担当の方と綿密に打ち合わせを行い、本社の統一メニューを参考にしながら、研修プログラムに沿った献立を立てています。気分転換に効果的なビュッフェやバイキング形式も取り入れています。

地場産の食材で体にやさしい料理を

地元の新鮮素材を使った、ここでしか出せない料理に取り組んでいます。長期滞在する研修者の方も多いので、味付けは薄めが基本。毎日ごちそうではなく、軽めの献立も織り交ぜ、体へのやさしさに配慮しています。国ごとに違う食文化や宗教に配慮した食事づくりにも対応しています。

過剰なコスト上昇を防ぐ

地元食材の採用によって大幅なコスト高にならないよう、マネジャーや料理長と話し合いながら、仕入れ先や価格を検討しています。また、これだけの施設になると、食事の雰囲気づくりも重要。ホテルのようなサービスを演出するなど、配膳方法にも工夫を凝らしています。

お客様のご感想

CUSTOMER’S VOICE

世界一にふさわしい研修所の食を提供してもらっています。

単なる研修食を超えた食事サービス

研修施設の全面リニューアルを機に、国際企業にふさわしい施設にレベルアップし、優秀な人材をここから送り出そうと考えました。ここには、社員だけでなく、学識経験者や業界トップの方々もお見えになります。一冨士フードサービスには、一般の研修食から舌の肥えた方を満足させる食まで、幅広く対応してほしいと要望しました。また、日本海に面した自然豊かな立地ということもあり、食事は地産地消を重視。限られた条件下での食材調達、多種多様な献立対応は大変かと思いますが、料理は毎回好評です。私たちの考え方や社風を理解し、一緒に良いものを作る努力を重ねてくれているおかげだと思っています。

Solution Specialist

地元食材を活用し、コスト効率を維持するためにマネジャーや料理長との連携を強化しています。食事の雰囲気も考慮し、ホテルライクなサービスを取り入れています。事業所のマネジャーは、研修プログラムに応じた献立を検討し、本社の統一メニューを参考にしています。ビュッフェやバイキング形式の食事も提供しており、変化を求めるニーズに応えています。料理長は、地元産の食材を活用して、体に優しい料理を提供。日常のメニューは軽めの献立も取り入れて、体への負担を減らしています。本社では「統一メニュー」という基本献立を提供し、これをもとに各事業所がアレンジを加える形を採用しています。これにより、食の最新トレンドや人気のメニューを組み込みつつ、お客様のご要望に柔軟に対応しています。